「全国学校体育実技指導者講習会<小学校のフラッグフットボールの指導理論と指導技術>」が開催されました。
1.講習会概要
8月17日(火)に「全国学校体育実技指導者講習会<小学校のフラッグフットボールの指導理論と指導技術>」が東京都新宿区立新宿中学校で開催されました。
この講習会の主催は(財)日本学校体育研究連合会ですが、日本フラッグフットボール協会と共催で開催されました。また東京都教育委員会の後援も受けていました。
なおこの講習会の運営は東京都小学校体育研究会が担われました。
参加された多くの先生方は、フラッグフットボールの指導理論と指導技術を学びながら、積極的に、しかも楽しく講習に取り組んでおられました。
講習に携われた講師の先生方ならびに東京都小学校体育研究会の校長先生方に感謝申し上げます
2.講師の先生方
文部科学省教科調査官 佐藤 豊 先生
日本体育大学副学長 高橋 健夫 先生
筑波大学准教授 松元 剛 先生
日本フラッグフットボール協会学校教育部長 小川 昭彦 先生
3.講習の紹介
佐藤 豊先生
佐藤 豊先生から「新学習指導要領とゴール型球技」という主題で講義がありました。
児童生徒の評価の在り方、球技を型別とした理由、体育の分野における指導体系化などの講義の後、フラッグフットボールを例示した理由などが話されました。
高橋 健夫先生
高橋 健夫先生は「フラッグフットボールの教育的意義」という主題で講義されました。
やさしいボール運動である、戦術学習に最適なボール運動である、大きな集団的達成感の喜びを体験できる、心と体を一体化するスポーツであるなどについて話されました。
松元 剛先生、小川 昭彦先生
松元 剛先生は小川 昭彦先生とともに、実技指導を行いました。以下その様子を紹介します。
4.受講された先生方の感想
・ 初めてフラッグフットボールの講習会に参加したが、参加して良かった。
・ 男性の方と一緒に行う中で、女の子や運動のできない子ども達の立場に立った講習ができた。
・ 予算面(授業に使う用具などの購入)で、フラッグフットボールを今後普及するのに、厳しい面がある。